車の走行距離が長くなるとガラス表面に油膜が付着しワイパーの拭き取りが悪くなってしまったり、視界が悪くなったりすることがあります。

しかし、車の油膜取りを使って磨けばガラスはピカピカになります。

ここでは車ガラスの膜取りの選び方について確認しましょう。

そもそも車のフロントガラスに付着する油膜は排気ガスに含まれる油分や劣化した撥水コーティング剤などが原因と言われています。

油膜がついたままだと夜間の運転は対向車線の車のライトを浴びて視界がぼやけて危険です。

安全運転のためにも車のガラスに付着した油膜を取り除きましょう。

車のガラス油膜取りはさまざまなメーカーが数多くの商品を出していますので、どれを使えば良いのか迷ってしまいます。

実は作業の手軽さや仕上がりの美しさで使いたい商品を絞り込むことができます。

油膜の落とす方法や商品の形状など選び方のポイントをまとめてみました。

車ガラスの油膜取りを選ぶときには2つポイントがあります。それは「形状」と「成分」です。以下で具体的にご説明します。

形状で選ぶ

シートタイプ

油膜取りにはシートや液体など色々なタイプのものがあります。

それぞれメリット・デメリットがあるのでしっかり押さえてご自分に合ったものを選びましょう。

シートタイプの車ガラス油膜取りはコンパクトサイズが魅力的です。

汚れが気になったときにサッと取りだして拭けば見違えるほどきれいになります。

ガンコな油膜汚れを完ぺきに落とすものではありませんが、汚れが気になったときや運転時の視界を良くしたいときに手軽にサッと拭けて便利です。

パットタイプ

パッドタイプの商品は水につけてこする手軽な油膜取りがあります。

「ガラスの水はじきがなくなるまで軽くこする」ので油膜が落ちた感覚がわかりやすいのがメリットです。スポンジの角を使えば布では届かない細かいところまで手入れができます。

液体タイプ

もっとも多いのが液体タイプの車ガラス油膜取りです。

スポンジにつけて磨くクレンザーやスプレーで吹きかけて汚れをクロスで拭き取る商品があります。

軽い油膜を落とすものから劣化したコート剤を落とす強力なものがあります。

落としたい汚れにあった商品を選びましょう。

油膜取りにはプロ用も

車のガラスの油膜汚れは、目に見えない「大気中の汚れ」や「劣化した撥水コート剤」が時間をかけて付着したものです。

そんなガンコな油膜汚れを確実に落としたい方には車のプロが使っている油膜取りがおすすめです。

プロ仕様の油膜取りは市販の商品よりも強力です。

業務用サイズで販売しているメーカーもあります。市販の商品で落とせなかった油膜汚れが落ちます。

しかしガラスに傷がつかないように磨くときの力加減や磨きすぎに注意しましょう。

成分で選ぶ

車ガラスの油膜取りを選ぶときには配合成分をチェックするのも大事です。

目的に合った成分が入っているかしっかり確認しましょう。

短時間で油膜を取りたい方には「油膜を溶かす洗剤成分配合」軽い油膜汚れなら洗剤成分で溶かして落とすことができます。

研磨剤が入っていないので磨く必要がなく短時間で作業が終わるので、こまめに手入れをする方におすすめです。

油膜汚れは放置すると落としにくくなるので気づいたときに対処しましょう。

ガンコな油膜や劣化したコート剤を取りたい方には「研磨剤」入り

洗車や液体スプレーで落ちないガンコな油膜やコート剤は研磨剤を使って落としましょう。

研磨剤はコンパウンドや液体タイプの油膜取りに配合されていて、形や堅さの違う「研磨粒子」で油膜を落として表面を滑らかにします。

ガラスが傷つかないように磨き過ぎに注意が必要です。

水はじきを良くしたい方には「撥水コート成分配合」

油膜を取った後は汚れをつきにくくするコート剤を使う必要があります。コート剤をつけるのが面倒な方には、コート剤が入った車ガラス油膜取りがあります。

ただし専用のコート剤を使う方が長持ちするので、こまめに油膜をとる方におすすめです。

油膜落としは目的や用途に合わせて使い分けられるとよいのではと思います。